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【学生体験レポ】「みやぎの環境保全米 新米試食会」で学んだこと

 新米の季節がやってきましたね。

 宮城県で開催された「みやぎの環境保全米 新米試食会」に、本学科4年生2名が参加しました。参加した学生たちの体験レポート(抜粋)です。

 

S. Iさん  今回、宮城県の米作りに対する取り組みや普及活動などを勉強することができました。環境保全米という言葉は知っていたものの、具体的な特徴や、自分が普段食べているお米が環境保全米なのかどうかよくわかっていませんでした。今回の試食会を通して、その生産背景や、普及活動について学ぶことができ、米どころである東北出身者として、もっと積極的に学んでいくべきだと痛感しました。


 現在、後継者不足による農業離れが加速しており、若い世代に農業を知ってもらい、新たな担い手を増やす取り組みとして、昔の道具を利用して行う稲作体験や、刈り取りを終えて残った藁を藁細工の材料として利用することで資源の大切さを伝える活動を行っているそうです。

 これらのことをふまえて、食に関わる職業につくものとして、米の生産背景やその価値、そして食の大切さについて多くの人に伝えていきたいと強く思いました。


S. Mさん  宮城県の学校給食がこの環境保全米を使用しているということを聞き、子どもたちの健康を第一に考え、少しでも体に良いものを提供したいという宮城県の熱い想いが伝わってきました。

試食会では、ひとめぼれ、ササニシキ、つや姫、だて正夢の4種類のお米をいただきました。品種によってツヤや米の形、噛んだ時の甘みなど違うことに驚きました。これまで実際に米の食べ比べをすることが無かったため、お米の奥深さを知る有意義な時間になりました。


 近年、若い世代のコメ離れが増えている中で、今後食に携わるものとして積極的に環境保全米を取り入れていき、普及活動にも参加したいと感じました。







 このブログを読んでくださっている皆さんも、ぜひ一度、地域の特産品であるお米について調べてみてください。生産者の顔が見えるお米を選ぶことで、食に対する意識が変わり、より豊かな食生活を送ることができるはずですよ。



                            記事:矢島 由佳

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