1年の中でも特に11月は、3年生の臨地実習が最も多く予定されています。
新型コロナの影響で、受け入れ先も、臨地実習に送り出す大学側も健康管理をはじめ、交通ルートなどにも配慮し非常に慎重に対応しています。
そのような中12日、ある施設の臨地実習巡回指導に行ってきました。
実習生は2名、緊張の面持ちながらもどこかしら実習中盤に来て、管理栄養士の実際の業務を学ばせていただいている中で、自信のような、面白みを感じているような大学にいる時とは全く違う、生き生きとした様子が見て取れました。
明日は、施設の行事が予定されており、その時に配布する箸仕入れを事前課題としてとてもきれいに仕上げておりましたし、当時はお献立のお品書きメニューも、利用者様お一人お一人に丁寧に色付け作業をしていました。利用者様のお喜びになる様子を思い浮かべながら、心を込めた対応に成長を感じました。
指導者の管理栄養士の先生は、本学卒業生のOGです。実習の様子や施設の概要を伺い最後に、卒業後大学に求めることってありますか?と質問致しました。
「管理栄養士の仕事にやりがいも、ほこりも感じています。今思っていることは、実際に勤務してみて、大学の授業で学んだことが、具体的にここの場面で必要だった。授業でやっていたここの部分もっとよく聞いておくんだったと思うことが多々あります。そして必要な部分の講義をまた大学で聴講できたらいいなとも思います。もっともっと自分を磨きたい。スキルアップをしていきたいんです。」ととてもとても前向きな姿勢に感動いたしました。」
卒業後も社会で管理栄養士として活躍されている皆さんの力になりたいと、強く心に誓った巡回指導となりました。
記事:相澤恵美子
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