今年は短めだったゴールデンウィークも終わり、本学も5月8日より「新型コロナウイルス感染拡大防止のための行動指針(BCP)」がレベル1から0に移行して、コロナ禍前の生活が戻ってきました。前期の授業もこれから中盤にさしかかる中、学生のみなさんは毎日しっかりお食事をされているでしょうか?自宅からの通学で、朝・晩と美味しいご飯が食卓に並ぶ学生さんや、一人暮らしで「今日は何を食べようかな?」と自由に考える楽しさと、毎日面倒だなぁという気持ちが入り交じった学生さんもいると思います。わたしも同じです。
夕方になると毎日「何を作ろう?」と考えるのがちょっと大変だなと思っています。皆さんが授業で学んでいる通り、主菜を考えるとき、主にたんぱく質源となる「肉類・魚類・豆類・卵類」から選びますが、わたしは肉料理のレパートリーが少ないため、何となくお魚を選ぶことが多いです。仕事帰りにスーパーマーケットに立ち寄り「今日は何があるかな?」と眺めますが、お買い物の時間帯が遅いこともあって、いつも同じようなお魚を選んでしまいます。
ところが先日、大学の近くにあるお店で「これ何??」という変わった見た目の綺麗なお魚(わたしが不勉強なだけなのですが…)を見つけました。普段は切り身のお魚ばかりを購入していますが、珍しい上に身がキラキラしていて美味しそうで、早速買って帰りました。
そのお魚は「サヨリ」です。お寿司屋さんのネタやちょっと良いお店でのお食事の際に出会ったことはありましたが、尾頭付きは初めて。「見かけによらず腹黒い人」の代名詞と言われているのが納得の「綺麗な見た目に真っ黒なお腹の中」を持つサヨリと格闘すること30分。フライに変身させました。
パックからはみ出しているこの長いくちばしはいったいどうなっているのだろう??という興味もあって、調理の時は解剖の実験気分でしたが、出来上がってみるとお味もとても良かったです。
翌日、同じスーパーによってみると、鮮魚売り場でまたまた面白そうなお魚「ウマヅラハギ」を発見!!サヨリとの出会いが存外楽しかったので、今度はこのお魚も試してみたいと思いました。
大学周辺にお住まいの学生の皆さんも授業では学べない珍しいお魚に(かなりお手頃価格で)出会えるかもしれません。マイ包丁で腕を磨くチャンスです。一緒にチャレンジしてみませんか?
記事:健康栄養学科研究室
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