7月17(土)のオープンキャンパスで模擬授業『感染症と公衆衛生』を行いました。
当日は、午前と午後の2回に分けて授業をしましたが、東北地方が梅雨明けされ、その翌日となる真夏日の中、本学に来ていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
模擬授業では、そもそも私たちにあまり馴染みがない「公衆衛生」について、これまでの歴史を振り返り、現在の新型コロナウィルスとからめてお話をしました。そこでは、このパンデミック(世界的流行)は、誰もが経験をしていないため、公衆衛生の視点からみた「社会」の考え方、個人の安全と経済とのバランス、マスクや外出の同調圧力の是非などさまざまな意見があるなか、現在の段階では正解がないこと、どれが正しかったのかを判断するのは次代を担う若い皆さんであるとお伝えしました。
授業の後に、参加者の皆さんと直接お話をする機会がありました。管理栄養士と公衆衛生のつながりが分かった、保護者の方からも面白かったなどのご意見をいただき、大変うれしかったです。
(梅雨明けしたオープンキャンパスの時に本学から撮影しました)
記事:鈴木寿則
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