極洋食品株式会社 工場見学
- t-ohkubo6
- 17 分前
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「食品開発論」の講義の一環として、先日、塩釜にある極洋食品株式会社の本社工場へ工場見学で伺いました。
今回の工場見学では、通常は立ち入ることが難しい製造ラインの近くまで案内していただいたことで、機械が休みなく稼働する音やベルトコンベアの振動、製品が次々と流れていくスピード感といった、映像や資料だけでは決して伝わらない「ものづくりの現場の空気」を五感で実感することができ、特にライン稼働中の騒音は現場の緊張感や集中力の高さを如実に物語っており、また、揚げ物の製造ラインでは油の熱によって室内が暖かく、作業者の動きから食品の安全と品質を守るための過酷さも感じられた一方で、冷凍ラインでは一転して肌寒さに包まれ、様々な環境の中で正確な作業を続ける現場の工夫や努力を体感的に理解することができました。
さらに、各工程では担当者の方々から原料の受け入れから加工、加熱、冷却、包装に至るまでの流れについて非常に丁寧かつ分かりやすい説明を受け、衛生管理や品質保証のためのチェック体制、トラブルを未然に防ぐための仕組みなど、教科書では断片的にしか学べない内容を実際の設備や作業と結びつけて理解できた点も大きな収穫でした。加えて、普段は外部の人間が目にすることのないバックヤードや管理エリア、製造現場の細部まで見学させていただいたことで、最終的に消費者の手元に届く「末端商品」が、どれほど多くの工程と人の手、そして細やかな配慮の積み重ねによって作られているのかを具体的に想像できるようになり、食品を「商品」としてではなく「現場の成果」として捉え直す貴重な機会となりました。
最後に特に印象的だったのは、本学のOGの現在現場で活躍している社員の方から直接説明を受け、製造現場での役割や日々の業務内容、仕事のやりがいや苦労、学生時代に学んだ知識や経験がどのように今の仕事に生かされているのかといったリアルな話を聞くことができ、工場見学という枠を超えて、将来像やキャリアを具体的に考えるきっかけにもなった点であり、全体を通して、見て、聞いて、感じて、考えることができる非常に密度の高い、学びに満ちた工場見学となりました。
極洋食品株式会社


文責:大久保 剛



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