腸内細菌と「こころ・脳」の関係を探る!

~相澤ゼミの研究活動をご紹介します~
皆さんは、私たちのおなかの中にいる腸内細菌が、体の健康だけでなく、心の健康にも関
係していることをご存じでしょうか。
近年、腸と脳は互いに影響し合っていることがわかってきており、この仕組みは「腸脳相
関(ちょうのうそうかん)」と呼ばれています。
健康栄養学科では、この腸脳相関に注目し、**「エクオール産生菌と腸内環境・こころの
健康との関係」**について研究を進めています。
エクオールって何?
エクオールは、大豆に含まれるイソフラボンの一種「ダイゼイン」が、特定の腸内細菌に
よって代謝されることで作られる成分です。
エクオールにはエストロゲンに似た作用があり、女性の健康との関わりが注目されていま
す。
しかし、誰もがエクオールを作れるわけではありません。腸内にエクオールを作る能力を
持つ細菌がいるかどうかなどによって、産生能力には個人差があります。
この研究では何を調べるの?
今回の研究では、エクオール産生に関わる腸内細菌に注目し、腸内環境と心の健康、脳の
働きとの関連を調べることを目的としています。
研究にご協力いただく方には、尿検査、糞便検査、脳波検査、心理調査、食事調査をお願
いしています。
これらの検査や調査を通して、エクオールの産生能力と、食生活、腸内細菌、心理状態、
脳の活動との間にどのような関連があるのかを検討します。
こうした研究の積み重ねが、将来、食生活や腸内環境の観点から心身の健康を考えるため
の科学的知見につながることが期待されます。
学生もゼミ活動を通して研究に参加しています!
今回の研究協力者募集にあたり、相澤ゼミの学生がポスターを作成しました。
学生たちは、エクオールや腸内細菌について学びながら、研究の目的や内容をわかりやす
く伝える工夫をしています。
健康栄養学科では、栄養学の知識を学ぶだけでなく、研究活動を通して科学的に考える力
や、専門知識をわかりやすく伝える力を育むことも大切にしています。
~研究協力者を募集しています!~
現在、健康栄養学科の1・2年生を対象に、研究協力者を募集しています。
募集締切:11月10日
詳しい内容や参加方法については、下記の募集ポスターをご覧ください。
皆さんのご協力をお待ちしています。
なお、本研究は、本学人間学研究センターの研究助成を受けて実施しています。
記事:相澤恵美子




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